スタッフブログ

・・うちの「メリー」

・・うちの「メリー」最近、新聞を見ていて
「小型犬の歯周病にご用心!」というコラムを見かけました。

近頃の室内飼いされている小型犬は
20歳前後まで生きることも多いそうで
そうなると
・・人間同様に「歯周病」対策が大切、
まだ子犬の時期から「歯ブラシをさせる必要がある」・・
と書いてありました。

以前、「はまかぜ新聞」のコラムに書いたことがあるのですが、
うちのミニチュアダックスフント「メリー」も
この「犬の歯周病」で大変な思いをした一匹です。

メリーを買ったとき、「オーバーショット」という記載があって
ペットショップの方に聞いたところ
「犬の出っ歯ですね・・」とのことでした。

さほど気にしていなかったのですが
2歳を過ぎたある日、
目の付け根のあたりがだんだんと腫れてきて
悪臭を放つようになりました
そして、一週間もたたないうちに
口から涎をたらして、
何も食べられなくなって・・・・
とにかく、あっという間に事態が深刻になっていきました。

獣医さんに見せたところ、
「出っ歯が原因で重度の歯周病になっていて
歯周病菌があごの骨にまで侵食してきている・・」とのこと。
このままでは、全身にばい菌が廻って
死んでしまうことにもなりかねない・・と。

そして、緊急大手術で、下あご全体と、
舌の一部を切断することになってしまったのです。

犬の2歳っていえば、人間でいうと20歳前後のお年頃の
女の子。
とてもとても可哀そうでなりませんでした。

そして、何よりも、矯正歯科をやっているわたしにとっては
出っ歯で将来、歯周病のリスクの高い方を何人も
治療してきたわけですから、
もし、メリーの口につけられる矯正装置があったら
出っ歯を治してあげられたのに・・という
何とも、悔しいような、切ないような気持ちになっていました。

いま、メリーは8歳になります。
下あごはありませんが、
舌で上手にご飯を食べることができます。
お散歩にも毎日、元気に行っています。

幸い、近所のお散歩仲間の方たちに
とても可愛がられて、毎日幸せに過ごしています。

(Dr.Kazumi)

2011年03月10日 18:34

  • 前の記事